Works開発事例

ビニールハウス自動作図システム

特長

  • ビニールハウスの型式毎(8種類)に、予め規格情報を設定しておくことにより、物件情報(型式、間口、奥行)外形情報(柱スパン、柱高)を入力し、規格情報(基礎の規格、フレームの規格屋根勾配)を選択することにより、棟の高さを自動算出し、CADによる5種類(6図面)の図面の自動作図を一括で行う。
  • 妻面軸組詳細図、中間面軸組詳細図、小屋伏図・軸組図、平面図・立面図・断面図、基礎図が一括で自動作成可能。ドア、換気扇、母屋、ブレース、天窓なども自動作図可能。
  • 柱スパンの変更、連棟の作図も可能。
  • 作図した図面はプリンタ、プロッタへの出力もCAD標準機能で可能。
  • CAD図面として自動作図するので後から図面への修正も可能。
  • 一度自動作図した図面の規格情報等はデータベースにて保持している為、一部入力内容を変更するだけで簡単に規格違いの図面が自動作図可能。
  • 過去の物件情報の検索が可能。

導入前の問題点・導入後の効果

  • 現状のシステムがMS-DOSで構成されておりパソコンの機械的先行きが不安である。
  • Windows版の動作が遅く操作も煩わしい。
  • 現状システムでは図面は紙で出力される為、データの流用が出来ない。
  • 現状システムは見積機能が含まれる為、入力項目が多い。(現状見積機能は使用していない)
  • 型式によりMS-DOS 版とWindows版のシステムが混在し、操作が統一されていない。
  • 選択項目・入力項目を見直し、ビニールハウスの作図に特化することにより、入力項目を削減し省操作にて図面を自動作図できるようになりました。
  • CADをベースとしますので、自動作図した図面はCAD図面として保存可能となりました。
  • 全てのタイプを同一システム上で実現した為、操作が統一されました。

システム概要

  • 01

    物件情報入力

    物件情報を設定します。型式については、11種類の中から選択します。

  • 02

    外形情報入力

    外形情報を入力します。連棟の場合、棟毎に異なる設定が可能です。

  • 03

    規格情報入力

    規格情報を入力します。選択項目に対する選択肢をマウスにて選択します。
    選択肢については、予めデータベースに設定しておく必要があります。
    ここで選択した情報(値)を基準に、ビニールハウスを自動作図します。

  • 04

    正面情報入力

    ハウス正面情報、妻面ドア、妻柱、換気扇・吸気口を設定します。
    設定した情報でビニールハウスに設定情報を追加作図します。

  • 05

    母屋形状入力

    母屋の本数を入力します。母屋の本数で母屋間隔を自動計算します。

  • 05

    補助入力

    • 柱スパン変更
    • ブレース(屋根、側面、谷)入力
    • 天窓入力
    • 天窓複写
    • サイドドア設定
    • 斜め入力
    • 基礎入力
    • サイドサッシ設定
  • 06

    図面作成

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